ソープランドて稼いだ4億円を全部ホストに貢いだ伝説の泡姫
2022/7/31
  
 いつの頃からか、枕ことばに「キング・オブ・風俗」というキャッチが付かなくなった感のあるソープランド。バブル崩壊後に生まれ、デフレの中で育ったアラサー世代に人気の風俗は、カワイイ素人娘が低料金で手コキしてくれるエステだというし、20代男性に至っては草食どころか絶食系が増えているとかで、イヤハヤ……。

 まさか、“本番できる”という売り文句が通用しなくなる時代がくるとは、オジサン世代は考えもしなかったが……。

「あのころは、金銭感覚がマヒしてたよね」

 と語るのは、58歳の独身女性、綾子さん。バブル突入前夜といった1986年、22歳のときにスカウトをキッカケにソープ嬢デビュー。以来、41歳になるまでの19年間を“泡姫”として過ごしたという伝説の女性なのだ。

 なにしろ、彼女のソープ嬢としての生涯年俸がスゴイ。

 念のためソープランドの料金システムを説明しておくと、総額=入浴料(店に入るお金)+サービス料(女の子に入るお金)。高級店、中級店、大衆店、激安店の4ランクに分別されるのだが……。

 彼女がデビューした店は、入浴料4万5000円、サービス料7万円という、超がつく高級店。それでも当時、客はいっぱいいた。

「バブルのころはお客さんもひっきりなし。私も20代で若かったし、毎日4人こなしてた。我ながら、よくアソコが壊れなかったと思って(笑)」

 電卓をたたいてみよう。7万円×お客4人=日当28万円、×20日出勤で月収560万円。×12カ月で、彼女の年収は6720万円。一流企業の重役並みだ。

 もちろんここから税金を払う。さらに給料からはローションやコンドームといった雑費が天引きされるが、それは置いておくとして──。

 一般的にバブル期と呼ばれる51カ月(4年3カ月)で計算すると、彼女がこの期間に稼いだ額は2億8560万円!

 その後は中級店にランクを落とすも41歳になるまで(年齢を32歳とサバ読みつつ)計19年間、働き続けた綾子さん。ソープ嬢として生涯年俸は、「4億にちょい届かないくらいかな(笑)」だって。

 しかし、驚くのはまだ早い。彼女、稼いだ金のほとんどはホストに貢いでなくなったというのだ。

「1日で使った最高額は、担当(ホスト)の誕生日に1300万円。ね、めちゃくちゃでしょ?」

 都心に豪邸や賃貸マンションでも建てておけばよかったのに、宵越しの銭は持たぬという江戸っ子かたぎなんですかね。

 そんな彼女も、現在はあん摩マッサージ指圧師。

「マットで鍛えた筋肉がまだ残ってるみたいね。女にしては力が強いって評判なんですよ」


 今は家賃を含め、月20万円でつましい生活を送っている。
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