結婚後もパパ活? 50代資産家夫が疑う20代妻の浮気、「想像を超えた」実態
2024/6/2
今回山村さんのところに相談に来たのは、53歳の会社経営者・紀雄さん。結婚1年になる28歳の妻について相談をしてきた。

前編「パパ活から結婚、20代妻と「子作り契約書」交わした資産家50代男性が妻に抱く”疑惑”」では、相談に至るまでをご紹介した。

紀雄さんは、首都圏近郊で、実家の物流関連の会社を継ぎ、大きくした経営者。容姿端麗な女性を好み、独身生活を謳歌していたが、コロナを機に結婚願望が高まり、婚活を始める。「容姿がよい20代の女性がいい」と、マッチングアプリではなくパパ活アプリで婚活を開始。お金だけが目当ての女性たちに辟易としてきた中、居酒屋ご飯でも喜ぶ妻に出会った。

それまでの女性たちは紀雄さんと「恋愛」しようとする人がいなかったが、妻はLINEも頻繁に送ってきて、優しい言葉をかけてくれ、紀雄さんは好きになる。しかしそんな矢先、元彼がストーカーになってしまい、逃げるしかないので、迷惑をかけてはいけないからもう会えないと告げられた。紀雄さんは守らねばと思い、金銭を援助。そして付き合う中、「結婚したい」と彼女から言われたのだ。

この結婚に、都内の広い敷地内に住む紀雄さんの両親は反対。そこで細かな契約書を作り、子供を作ること、万が一なにかあってもその親権は紀雄さんが持つこと、妻の親族に金銭援助はしないこと、家事労働の対価と生活費として月に30万円を支払うことなどを明記することに。

しかし結婚してから1年、結婚前は好きだった性行為も嫌がるようになり、妻の言動に疑惑を抱くようになったのだ。
 

「土日泊りがけの出張」と告げ…

妻は夫がいない時に羽を伸ばしている。そこで、紀雄さんに「妻さんには、土日、泊まりがけで視察に行くと言ってください」と依頼。紀雄さんも、この作戦に乗ってくれて、近くのビジネスホテルに泊まることにしました。

張り込みは、紀雄さんの自宅からスタート。家の敷地は広く、立派な家が2棟建っています。洋風の新しい家は、紀雄さんと妻が住んでおり、和風の母屋のような家には、紀雄さんの80代の両親が住んでいるとのこと。
空撮写真を見ると、庭にプールがありました。紀雄さんの家は相当な資産家であることがわかります。

土曜日の朝8時、紀雄さんが出てきます。すると妻も出てきて「行ってらっしゃい」と笑顔で見送っていました。
それから30分後に妻は家から出てきました。容姿端麗な女性を望む紀雄さんが見初めただけあって、なかなか美しい女性です。ベージュのふんわりしたワンピースを着て、ハイブランドのバッグを持っています。


慣れた様子で古いマンションへ

電車の中では、妻は疲れたようで寝ていました。そして30分程度乗り、山手線の主要駅のひとつで下車。慣れた様子で古いマンションに入って行きました。オートロックではないので、近くまで行ったのですが、話す声も聞こえません。

18時に出てきた妻は、恵比寿に向かいます。スーツを着てパリッとした30代の男性とハイタッチ。この男性は俳優とも言えるほど、容姿端麗です。2人はワインバーに入って行きました。客単価1万円程度のお店でした。

2人の会話を聞いていると、男性も既婚者でした。既婚者合コンで出会ったようで、お互いの家族の悪口が会話の間にチラチラと入ってきます。妻は紀雄さんに対して「加齢臭がキモい。体が臭い」と言い、男性は自分の妻のことを「ブヨブヨの白豚」と言っていました。

妻の会話や言語センスは幼く、声も高いために高校生の女の子が話しているような感じです。この幼稚さも、紀雄さんの好みだったのかもしれません。

1時間程度で食事は終わり、隣のブロックにあるラブホテルに唐突に入って行きました。男性は妻の尻を乱暴につかみ、「人妻ってエロい響きだよね」と言っています。男性の様子から、専業主婦である妻のことを、一段も二段も低く見ていることがわかりました。

妻と男性は、部屋選びをしている時から、気分が盛り上がっているようで、キスをしたり、互いの股間を触ったり忙しい。私たちが後ろで部屋選びを待っていることなど構いもせずに、いちゃついています。


パパ活の「はしご」?

それにつけても、男性は妻に対して「ばかだな」「エッチだけが取り柄だしな」などと言っており、それに対して妻は「も〜」などとむくれたふりをして応戦。その様子がとても幼いのです。

紀雄さんも、同世代の女性と付き合えるほど恋愛経験がなく、未熟な女性ばかりを選んできて、最終的に妻と結婚しました。妻は「未熟に見せる」ことが男性に好かれることだと感じているのかもしれません。

ホテルは2時間で出きて、そのまま現地解散。ペアの探偵が男性の帰宅先を追うと、タワマンの多い都内の人気スポットで下車。セキュリティが厳しいタワマンに帰宅されたら特定ができないと思ってドキドキしたら、タワマンではない古いマンションに「ただいま〜」と入って行きました。男性はIT関連会社に勤務する35歳の会社員で、妻との間に子供が2人いることがわかりました。最近、投資で小金を得て、遊び歩いていることを、キャリア女性の妻が黙認していることもわかりました。
 
妻は、なんと自宅ではなく、最初に入った古いマンションに再度戻りました。すると、深夜に帽子を被った別の男性が入ってきて、そこで性行為を始める声が聞こえてきたのです。1日にふたり? と張り込みながらも想像を超えています。


男性は明け方にタクシーで都内の豪邸に帰宅。

のちに、この古いマンションは男性の仕事部屋だとわかりました。この男性は50代で、妻とやはりパパ活で出会っており、時々、この部屋で会っては、小遣いをもらっていたそうです。つまり、妻は結婚後もパパ活を繰り返しており、1日にふたり続けていたりもしたということなのです。


「殺してやる!」

以上を報告すると、紀雄さんは激怒。「殺してやる!」と興奮状態になってしまったので、「お気持ち、よくわかります」と落ち着いていただいたうえで、思いのたけを話していただきました。

「この1年間、結婚したのに不安が募ってばかりでした。妻のいろんな行動の辻褄が合う。この女に子供を産ませても、いい結果になるんでしょうか。子供は育つんでしょうか。この妻の浮気相手には、子供がいる。僕には子供がいない。子供がいない人生はもう考えられません」
 
紀雄さんは、妻への執着もありますが、まだ生まれてもいない子供への思いが強い。どうしても「自分の血を分けた我が子」が欲しいようです。

でも、まず子供が授かるかどうかはわかりません。そして子供が授かっても、いいことばかりではありません。子育てには喜びもありますが、大変なこともたくさんあります。紀雄さんは、自分の都合がいいように物事を解釈するようなところがあると感じました。

「とりあえず、妻には男と別れて、子供を産んでもらうように説得します。そのためなら、500万なら払ってもいい」

怒りが静まり、状況を客観的に受け入れたことを確認し、お帰りいただきました。紀雄さんは社会的地位があるために、妻に暴力を振るうことは考えられません。


「生活は安定しているけどもう無理」

しかしその夜、「妻から別れたいと言われました」と連絡があったのです。
「妻から、生活は安定しているけれど、束縛が激しくてもう無理、と言われました。加えて、そもそも妻は性感染症を放置したために、子供ができにくい体になっているとも。そう言われると、どうでもよくなるというか、別れることにしました」

先ほどの烈火の如き怒りに心配していたのですが、あっさりしたものでした。妻と紀雄さんは、お互いの利害関係が一致して「契約」して夫婦になっただけであり、そこには愛情が希薄だったのではないかと感じます。

パパ活などで出会って結婚した夫婦の調査を何度かしたことがありますが、共通して言えることは、お金で愛と承認を買おうとしても、続かないということです。

お金を払う方が立場が上になり、下にいる人に無言のうちに忠誠と貢献を要求するようになる。妻側も、それに対して応えなければならないという圧を感じるでしょう。互いにその気持ちがどんどんエスカレートしていくと、やがて破綻してしまいます。

もちろん、最初はお金の関係から、互いにかけがえのない存在になることもあるでしょう。しかしそこには相手への尊重が欠かせません。紀雄さんも妻も、そのことに気づかない限り、また同じ悲劇が繰り返されるのではないかと案じてしまいました。愛は無償で与えるもの。それには相手を信頼し、尊重する気持ちが必要です。ただ、お金が介在すると「奪う・奪われる」といった関係になりがちです。

紀雄さんは経営者として、会社や社員に愛を注いでいます。社員には女性もいます。それをパートナーの女性にも行うと、より良い関係になるのではないかと気づきました。妻ももらうだけでなく、与えることを知ったら、きっといい未来が広がっていると感じました。

現代ビジネス|探偵が見た家族の肖像 山村 佳子)


今なら登録で500円!ホームページで広告収入!
【BannerBridge】アフィリエイトプログラム