無許可でキャバクラを営業　風営法違反疑い、暴力団幹部ら7人を再逮捕　佐賀県警

2024/08/27

　佐賀県警は27日、風営法違反の疑いで、指定暴力団道仁会系幹部（48）=佐賀市愛敬=や、道仁会系組員2人ら計7人を再逮捕した。逮捕は3回目。

　県警組織犯罪対策課によると、幹部らは共謀して昨年7月26日ごろから今年4月19日までの間、佐賀市大財の「Legend」で、許可を受けないで酒を提供して接客をするなどキャバクラの営業をした疑いが持たれている。

別の2店舗でも無許可でキャバクラを営業した疑いで逮捕されていた。
（佐賀新聞）

風営法違反事件 被告の暴力団幹部とその妻 起訴内容認める

2024/10/29

佐賀市の繁華街で、従業員の接待を伴う飲食店を無許可で営業していたとして、風営法違反の罪に問われている暴力団幹部とその妻の裁判が始まり、２人はいずれも起訴された内容を認めました。

指定暴力団道仁会系の暴力団幹部、H.R被告（４８）と妻で飲食店経営のH.M被告（３９）は、おととし６月からことし７月にかけて、佐賀市内の３つの社交飲食店で県公安委員会の許可を受けずに客に酒などを提供し、従業員の接待を伴う営業をしたとして、風営法違反の罪に問われています。

２９日、佐賀地方裁判所で開かれた初公判で、２人はいずれも起訴された内容を認めました。

検察は冒頭陳述で「R被告が従業員の名義で飲食店の営業許可を取得するよう従業員に指示し、夫婦の名義で許可を受けないまま２人で風俗営業を営んで犯行に及んだ。飲食店の家賃などはM被告が支払うなどした」と指摘しました。

２９日の裁判では、M被告が３店舗のうち２店舗で「経営に関与しているとは思わなかった」と述べ、弁護側は「妻は手助けをしたほう助程度の関与にとどまる」と主張しました。

次の裁判は１２月３日に開かれる予定です。
（NHK NEWSWEB）