「性的サービスは当たり前」違法サービス、風俗エステ…メンズエステ業界が混迷をきわめる〝裏事情〟
2024/09/01

7月16日、風営法違反(禁止区域営業など)の疑いで、メンズエステ店『小悪魔お姉さん』が摘発され、経営者の男性(40)が逮捕された。

同店は営業禁止区域である目黒区東山のマンションの一室で、男性客に対し性的サービスを提供したとされる。

「『小悪魔お姉さん』は目黒以外にも新橋や麻布など13のルームで営業する大手でした。
料金は90分で指名料を合わせて1万4000円と一見良心的ですが、衣装チェンジなどのオプションをつけていくと2万円前後になります。
それ以外にも〝裏オプション〟があって、利用した人の話では初回からセラピストが熱心に勧めてきたそうです。
セラピストはオプションで稼ぐシステムだったんでしょうね」(風俗ライター)

メンズエステの摘発が全国的に日常化してきている。
この2日後の18日には福岡・博多の店が、また7月2日にも札幌で経営者が逮捕されている。

メンズエステが摘発されるのは、建前上は風俗店ではないからだ。

それゆえに、風俗営業が禁止されている地域でも開業できるのだが〝性的サービス〟をしているとなれば、風俗営業と見なされて〝違法〟ということになる。

しかし、一部のメンズエステの営業実態はほぼ風俗に近いという。

「風俗スカウトの中には〝稼げるメンエス店〟として過激サービスのオプションがある店を積極的に紹介している者もいます。
提示されているサービス内容は完全に風俗のそれで、中には《本番必須》という店も。
しかし、そもそも風俗店で働いてきた女性からすれば、サービス内容はソフトなのに稼げるから、そういった案件は需要があるんです」(同前)

そんな風俗店のようなメンズエステ店がある一方で、実際に風俗営業の許可を取って合法的に営業している「風俗エステ」も存在する。

さらに最近では「エステサービス」を謳ったソープやヘルスも出現している。

おそらく、メンズエステというものに全く縁がない人からすれば、メンエス=風俗という認識を持っていても不思議ではない。

そして、最近では数が減ったものの歴史のある中華系エステを中心としたアジアンエステもある。

もちろん、頑なに〝一線〟を越えない本来のメンズエステである「健全店」も多く存在するわけで、ただでさえメンズエステ店が乱立している昨今、きっちり区別がつく人のほうが少ないのではないだろうか。

メンエス歴20年以上というマニアであるDr.M氏は、Xでメンエスファンだけでなく、セラピストからの悩み相談にも答えている。

その回答数は1万4千件を超えており、もはやインフルエンサー的な存在だ。

趣味が高じてこの5月には『メンズエステ入門~初めてメンズエステへ行く方へ~』という著書まで書いてしまった。

そんな彼もこう語っている。

「セラピストは癒やしのお仕事。風俗嬢とは違います。性的興奮を得るのを目的として店に来るのは間違っています」

過激サービスだけがウリの〝違法店〟だけがメンエスではないのだ。


 
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