もう復活してる…1月に消滅した「マリングループ」の跡地に新たなソープが続々オープンの「からくり」
2026/4/7

旧マリングループのソープの跡地に新店が

3月17日の午前9時、兵庫県姫路市にソープ『I LOVE HIMEJI(アイラブ姫路)』がグランドオープンした。1月末に一斉閉店した『マリングループ』のソープ『チューリップ姫路店』の店舗がリニューアルし、業態を変えずに再開した形だ。

ホームページには〈これまで当店をご利用いただいていた皆様にはご迷惑をおかけしましたが、その分まったく新しい、魅力たっぷりのお店へと進化しました! (中略)新しく生まれ変わった I LOVE HIMEJI をぜひ体験してください!〉との挨拶文を載せ、突然の閉店についても触れていた。

1月30日、全国各地にソープを展開するマリングループの20店以上の店舗が突如、閉店して波紋を呼んだ。

キャストには当日の営業終了間際、夜になってLINEで通達があったのみ。その通達によれば、閉店の理由は資金難とされていたというが、関係者の間では「スカウト絡みの摘発を避けたのではないか」と囁(ささや)かれていた。

その際に閉店したソープが今、続々と〝復活〟。複数のソープ店グループなどが跡地の土地建物を買い取り、営業を再開したとみられている。

例えば東京・池袋では2月21日、ソープ『池袋蕩け湯(とろけゆ)』が元『池袋マリン本店』の跡地に、ソープ『みんなのお店』が元『池袋マリン別館』の跡地に開店。2店は店頭の看板が同類のデザインであることから姉妹店と思われるが、事業主体は不明である。

仙台市では2月7日、マリングループのソープ『チューリップ仙台店』があった場所に人妻熟女専門の店舗型ヘルス『ジュエルズ』が登場。理由は不明だがソープからヘルスに業態を変える形で復活を遂げた。

3月25日には福井市にソープが2軒、4月3日には甲府市でソープ1軒がオープン。
4月25日には熊本市でソープ1軒がオープン予定となっているが、いずれもかつてのマリングループの店の跡地に店舗を構えている。
ちなみに熊本の店は福岡・中洲で高級ソープなどを展開する『エスペランサグループ』が出店する形だ。


取り壊しになる店も……

店名を変えずに復活する元マリングループのソープも相次いでいる。
東京・新宿のソープ『Barubola(バルボラ)』は3月5日に〝創業40年の老舗高級店〟として営業を再開した。
マリングループ系列の『バルボラマリン』となってからは大衆店となっていたのだが、かつての高級路線に戻った。

池袋では3月7日にソープ『桃李』が、3月28日にはソープ『若葉』が営業を再開。3月25日には広島市のソープ『石庭』『石庭別館』がリニューアルオープンしている。

このように閉店した20店以上のマリングループのソープのうち、姫路1店、池袋4店、甲府1店、福井2店、熊本1店、新宿1店、広島2店の計12店がソープのまま、仙台の1店がヘルスとして営業を再開。
マリングループの突然の消滅でソープ業界は大ピンチと思いきや、多数の店舗が驚くほど早い復活を遂げた。

池袋ではマリングループの2店舗が閉店直後から売却サイトに4億円で売りに出されていたが、予想に反して早期に営業を再開した。
風営法の規制によって店舗型の風俗店が営業できる場所は限られている。
特に池袋や新宿のような大きな歓楽街の中にある立地のよい店舗は〝稼げる店〟として貴重であることから、〝引く手あまた〟なのだろう。

早々と復活する店舗がある一方で、姿を消す店舗もある。
仙台市中心部の繁華街、東二番丁通りのソープ『マリン千姫』(元『マリンブルー千姫』『インペリアル千姫』)があった3階建てのビルは、3月から取り壊しが始まっている。
1月28日に警察の家宅捜索が入り、その2日後に3億円で売りに出されていたが、復活はならなかったようだ。


出店意欲旺盛なソープ店グループ

元マリングループの店舗が早急に復活していく背景には、他のソープ店グループの出店意欲の高さがある。次々に系列店を新規オープンするグループが全国に乱立しているのだ。

昨年末に川崎・堀之内の『DOLCE(ドルチェ)川崎校』と『QUALITY(クオリティ)』という2軒のソープが摘発された『ドルチェグループ』は、横浜・曙町にソープ『Quality plus横浜(クオリティプラスヨコハマ)』を、川崎・堀之内にソープ『CLASS川崎校』を3月7日にオープンさせている。

首都圏各地に学園系やバニーガールコスプレなど多彩なソープを展開する『革命グループ』も2月17日に川崎・堀之内にソープ『川崎美女革命』をグランドオープンさせている。


別の風俗業種を新規出店するソープ店グループも現れている。

マリングループの傘下だった池袋のソープ『桃李』を現在経営するほか、全国に16軒もの格安ソープを展開する『ハピネスグループ』は3月3日、愛媛県松山市の道後温泉に店舗型手コキ専門店『松山2980円(にゃんきゅっぱ)』を出店した。
福岡・中洲の『2980円』に次いで、2エリア目の手コキ店となる。

同グループは’09年の創業以来、在籍嬢の質の高さとコスパ重視のソープ経営で快進撃を続け、コロナ禍も乗り越え順調に成長してきた。
それが激安の手コキ店を複数エリアに展開するようになっていることに世相の変化を感じる。

老舗から新興まで全国各地に群雄割拠するソープ店グループは、日を追うごとに多様化している。
超高級、30代淑女、マイクロビキニ、短時間激安など、個性が際立つ多種のソープを展開するグループがある一方で、アイドルをコンセプトとした同種のソープを多数展開するグループもある。
これらのグループが陣取り合戦のように「マリングループの消滅で生まれた穴を埋めた」と言えるだろう。

マリングループのソープの一斉閉店は業界に大きなダメージを与えた。しかし、わずか1~2ヵ月という短期間のうちに複数の店舗が営業を再開するあたりに、性風俗業界の〝しぶとさ〟を改めて感じさせられた。

大阪五大新地を除く裏風俗地帯がほぼ壊滅した今、確実に濃厚なサービスを提供するソープの需要は大きく、まだまだ多くの人々に必要とされているということだろう。
驚異的な粘り腰で、今後もさまざまな危機を乗り切っていくに違いない。
FRIDAYデジタル


 


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